【初心者ガイド】南関東4競馬場の特徴を徹底解説!
- POPEYE

- 11月5日
- 読了時間: 5分
更新日:11月6日
「競馬を始めてみたいけど、どこの競馬場に行けばいいの?」「競馬場によって何が違うの?」
そんな疑問をお持ちの競馬初心者の方に向けて、
今回は南関東4競馬場(浦和・船橋・大井・川崎)の
それぞれの特徴を分かりやすく解説します。
各競馬場のコースの特徴や得意な馬のタイプ、代表的なレースなどを知ることで、
競馬観戦がもっと楽しくなること間違いなしです!
南関東4競馬場とは?
南関東4競馬場は、その名の通り南関東エリアにある4つの地方競馬場です。
それぞれが個性的な特徴を持っており、
毎日どこかでエキサイティングなレースが繰り広げられています。
地方競馬と中央競馬の違いについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
競馬場 | 所在地 | 特徴 |
浦和競馬場 | 埼玉県さいたま市 | コンパクトで臨場感あふれるコース |
船橋競馬場 | 千葉県船橋市 | 南関東唯一のスパイラルカーブ |
大井競馬場 | 東京都品川区 | 地方競馬の聖地!広々としたコース |
川崎競馬場 | 神奈川県川崎市 | タイトなコーナーが勝負を分ける |
それでは、各競馬場の詳細を見ていきましょう。
浦和競馬場
浦和競馬場の特徴
浦和競馬場は、1周1200mと南関東4場の中で最もコンパクトな競馬場です。
コースと観客席の距離が近く、馬が走る音や騎手の声が間近で聞こえ、
その臨場感は格別です。コースが小さいため、
3コーナーからの仕掛けが勝負の鍵を握ることが多く、
騎手たちの駆け引きは見ごたえがあります。
•コース: 1周1,200m / ダート / 左回り
•直線: 約200m
•得意な馬: 小回りコースが得意な器用な馬、先行馬
代表的な重賞レース
•さきたま杯(JpnI): 6月に行われる短距離のG1レース。
1着賞金8,000万円。トップスピードでの攻防は必見です。
•桜花賞(SI): 3月に行われる3歳牝馬のレース。1着賞金3,000万円。未来の女王を決める重要な一戦です。
•テレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII): 9月に行われる短距離重賞。1着賞金3,000万円。
アクセス
•最寄り駅: JR南浦和駅東口から徒歩15分。
開催日には無料送迎バスも運行しています(約5分)。
船橋競馬場
船橋競馬場の特徴
船橋競馬場の最大の特徴は、南関東で唯一採用されているスパイラルカーブです。
コーナーの入口が緩やかで出口がきつくなっているため、
馬はスピードを落とさずにコーナーに進入し、
最後の直線で一気に馬群が広がります。
これにより、差し馬にもチャンスが生まれやすく、
最後まで目の離せないレースが展開されます。
直線の長さも308mと地方競馬の中では長めです。
•コース: 1周1,400m(外回り) / ダート / 左回り
•直線: 308m(南関東で最長)
•得意な馬: 差し馬、先行馬、スタミナのある馬
代表的な重賞レース
•かしわ記念(JpnI): 5月に行われるマイルのG1レース。
1着賞金8,000万円。スピードとスタミナが問われます。
•JBCクラシック(JpnI): 11月に行われる地方競馬の祭典。1着賞金10,000万円。
•JBCスプリント(JpnI): 11月に行われる短距離のG1レース。1着賞金8,000万円。
•日本テレビ盃(JpnII): 10月に行われる中距離の重要な一戦。1着賞金4,000万円。
アクセス
•最寄り駅: 京成電鉄「船橋競馬場」駅から徒歩5分、
JR京葉線「南船橋」駅から徒歩10分とアクセスも良好です。
大井競馬場
大井競馬場の特徴
「地方競馬の聖地」とも呼ばれる大井競馬場は、南関東4場の中で最も規模が大きく、
ナイター競馬「トゥインクルレース」でも有名です。
世界で唯一、右回りと左回りの両方のコースを持っています。
特に右回りの外回りコースは1周1600m、
最後の直線は386mと地方競馬で最長を誇り、
広々としたコースを活かしたダイナミックなレースが魅力です。
砂が深めでタフなコースとしても知られています。
•コース:
•右回り: 1周1,600m(外回り) / ダート
•左回り: 1周1,600m(外回り) / ダート
•直線: 386m(右回り外コース、地方競馬最長)
•得意な馬: 差し馬、スタミナのある馬
代表的な重賞レース
•帝王賞(JpnI): 7月に行われる上半期のダート王決定戦。
1着賞金8,000万円。JRAのトップホースも参戦します。
•東京ダービー(JpnI): 6月に行われる3歳馬の頂点を決めるレース。1着賞金10,000万円。2024年からJRAとの交流G1となり、ますます注目度が高まっています。
•羽田盃(JpnI): 4月に行われる3歳のG1レース。1着賞金5,000万円。
•ジャパンダートクラシック(JpnI): 10月に行われる3歳のG1レース。1着賞金7,000万円。
•大井記念(SI): 5月に行われる中距離の重賞。1着賞金3,200万円。
アクセス
•最寄り駅: 東京モノレール「大井競馬場前」駅から徒歩2分。
都心からのアクセスも抜群です。
川崎競馬場
川崎競馬場の特徴
川崎競馬場は、1周1200mと浦和競馬場と同じくコンパクトなコースですが、
コーナーが非常にタイトなのが特徴です。
そのため、騎手の腕の見せ所であり、内枠を引いた先行馬が有利な傾向にあります。
世界最大級の大型ビジョン「川崎ドリームビジョン」があり、
迫力ある映像とともにレース観戦を楽しめます。
•コース: 1周1,200m / ダート / 左回り
•直線: 約300m
•得意な馬: 逃げ・先行馬、器用なコーナリングができる馬
代表的な重賞レース
•川崎記念(JpnI): 4月に行われる中距離のG1レース。
1着賞金10,000万円。年明けのダート戦線を占う重要な一戦です。
•エンプレス杯(JpnII): 5月に行われる牝馬限定の重賞。1着賞金4,000万円。
•関東オークス(JpnII): 6月に行われる3歳牝馬のレース。1着賞金3,500万円。未来のダート女王を目指す乙女たちの戦いです。
•戸塚記念(SI): 9月に行われる3歳のレース。1着賞金3,000万円。
アクセス
•最寄り駅: 京急大師線「港町」駅から徒歩2分。
JR川崎駅からは無料送迎バスも出ています。
まとめ:あなたはどの競馬場がお気に入り?
南関東4競馬場は、それぞれに個性があり、異なる魅力を持っています。
•浦和: コンパクトで臨場感たっぷり
•船橋: スパイラルカーブで白熱のレース展開
•大井: 地方競馬最長の直線でダイナミックなレース
•川崎: タイトなコーナーで騎手の技術が光る
この記事を参考に、ぜひお気に入りの競馬場を見つけて、
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