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🐎 蹄の構造と心肺能力から読み解く“速い馬”の秘密

  • 執筆者の写真: POPEYE
    POPEYE
  • 2025年12月8日
  • 読了時間: 2分

競馬の強さは、血統や調教だけで決まるものではありません。馬の身体そのものに備わった“構造”を知ることで、なぜ速く走れるのかをより深く理解できます。今回は「蹄」と「心肺能力」という2つの視点から、競走馬のパフォーマンスを科学的に解説します。


◆ 蹄は“第3の心臓”と言われる理由

馬の蹄は、ただ固いだけの器官ではありません。着地のたびに圧縮・膨張を繰り返し、まるでポンプのように血液を押し戻す働きがあります。

この機能があることで、脚の末端まで血流が保たれ、疲労物質が溜まりにくく、長距離を安定して走れるのです。


◆ 蹄の構造と役割

蹄は以下のパーツから構成されています。

  • 蹄壁:外側の硬い部分。衝撃を吸収し、地面との摩擦を調整する

  • 蹄底:接地部分。クッションの役割

  • 蹄叉(ていさ):中央の三角形。衝撃吸収+血液ポンプ

  • 蹄球:かかと部分の弾力ある組織。滑りを防ぐ

  • 角質層:外側の保護膜

クッション性が高く、蹄叉がしっかり広がっている馬は、「脚を痛めにくい」「持続力がある」などの特徴を持ちます。


◆ 馬の心臓と肺は“化け物スペック”

馬の心臓は5kg前後、レース時には1分間に250L以上の血液を全身に送り出します。

肺の容量も非常に大きく、呼吸のたびに大量の酸素を取り込み、筋肉に送られます。特にレース中は「1ストライド=1呼吸」という特殊なリズムで走るため、ストライドが綺麗に伸びる馬ほど効率よく加速できます。


◆ 速い馬が持つ身体能力とは?

蹄と心肺能力を総合すると、次のようなタイプが見えてきます。

① 弾力ある蹄 × 心肺強め

→ 長距離のステイヤーに多い

② コンパクトな蹄 × 瞬発系筋肉

→ 芝の短距離でキレる走りを見せる

③ 硬い蹄 × 大きな心臓

→ ダートや地方の連戦に強いタフタイプ

身体の特徴が走り方・戦法・距離適性に直結しているのです。


◆ まとめ

  • 蹄は衝撃吸収+血流ポンプという重要な役割

  • 心肺能力はスピードと持久力の根源

  • 馬体の構造を知ると“なぜその馬が強いのか”がよく分かる


血統や調教だけでは見抜けない「科学的な強さ」を知れば、馬を見る目が一段レベルアップします。

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