『ザ・ロイヤルファミリー』第4話で描かれた「デビュー戦」の緊張感!現役クラブ代表が語るリアルな初レース
- POPEYE

- 11月5日
- 読了時間: 3分
『ザ・ロイヤルファミリー』第4話、ついにロイヤルホープがデビュー戦を迎えましたね!
育成牧場での訓練、騎手・佐木(高杉真宙さん)との絆、そしてレース当日の緊張感。馬主として、手に汗握る展開でした。
「デビュー戦って、あんなに大変なの?」 「競馬場の裏側って、どうなってるの?」
ドラマを見て、そんな風に感じた方も多いのではないでしょうか。
こんにちは!地方競馬の共有馬主クラブ「キングビーホースクラブ」の代表です。
今回は、『ザ・ロイヤルファミリー』第4話で描かれた「デビュー戦」のリアルについて、現役クラブ代表の視点から解説します!
デビュー戦は「入学試験」!ここまでの道のり
競走馬がデビュー戦を迎えるまでには、長い時間と多くの人々の努力があります。
1. 誕生〜育成牧場へ
生まれた仔馬は、まず生産牧場で母馬と一緒に過ごします。その後、競走馬になるための本格的なトレーニングを受けるため、育成牧場へと移ります。
2. 基礎トレーニング
育成牧場では、人を乗せることに慣れさせたり、ゲートに入る練習をしたりと、競走馬としての基礎を学びます。
3. 厩舎へ入厩
トレーニングが進むと、いよいよ調教師のいる厩舎へ入厩します。ここから、レースに向けた本格的な調教が始まります。
4. 能力試験
デビューするためには、能力試験というテストに合格しなければなりません。一定のタイムで走れるか、ゲートをスムーズに出られるかなどをチェックされます。
この長い道のりを経て、ようやくデビュー戦という晴れ舞台に立てるのです。
競馬場の裏側「パドック」では何を見ている?
ドラマでも描かれていた、レース前に馬が周回する場所を「パドック」と言います。
ファンや馬主は、ここで馬の状態をチェックします。
チェックポイント | 具体的な見方 |
歩き方 | ・リラックスして、スムーズに歩けているか ・力みすぎていないか |
馬体の張り | ・筋肉が盛り上がり、毛ヅヤが良いか ・冬毛が生えていたり、痩せすぎていないか |
気配 | ・落ち着きがあるか、集中しているか ・汗をかきすぎていたり、興奮しすぎていないか |
パドックは、馬の「今日のコンディション」を知るための非常に重要な場所なのです。
騎手と馬の絆が勝利を呼ぶ
第4話では、騎手の佐木とロイヤルホープの絆が感動的でしたね。
レースで馬を操るのは騎手ですが、馬も生き物です。騎手との信頼関係がなければ、その能力を最大限に発揮することはできません。
•普段の調教から騎乗する
•馬のクセや性格を理解する
•レースで馬を安心させる
こうした日々の積み重ねが、レースでの一瞬の判断や、最後の粘りにつながるのです。
まとめ:デビュー戦は全ての始まり
『ザ・ロイヤルファミリー』第4話で描かれたデビュー戦は、1頭の馬に関わる全ての人々の想いが詰まった、特別な瞬間です。
私たちキングビーホースクラブでも、愛馬がデビュー戦を迎える日は、喜びと不安で胸がいっぱいになります。
ドラマをきっかけに、競馬の奥深さに触れた方は、ぜひ実際の競馬場にも足を運んでみてください。パドックの熱気や、馬たちの美しい姿に、きっと感動するはずです。
▼キングビーホースクラブの募集馬はこちら https://www.kingbee-horseclub.com/horse