『ザ・ロイヤルファミリー』第2話で描かれた「調教師」と「厩舎」の世界!現役クラブ代表が裏側を解説
- POPEYE

- 11月5日
- 読了時間: 3分
『ザ・ロイヤルファミリー』第2話、ご覧になりましたか?
主人公・栗須(妻夫木聡さん)が本格的に競馬の世界に足を踏み入れ、馬主と「調教師」の関係、そして「厩舎」という場所の重要性が描かれましたね。
ドラマでは、ライバル馬主・椎名(沢村一樹さん)が2億3000万円の馬を預けようとしたり、栗須が優秀な広中調教師(安藤政信さん)を探し出したりと、馬主と調教師の駆け引きがリアルに描かれていました。
「調教師ってそんなに偉いの?」「厩舎って何するところ?」
そんな疑問を持った方も多いのではないでしょうか。
こんにちは!地方競馬の共有馬主クラブ「キングビーホースクラブ」の代表です。
今回は、『ザ・ロイヤルファミリー』第2話で描かれた「調教師」と「厩舎」の世界について、現役クラブ代表の視点から徹底解説します!
馬の才能を最大限に引き出す専門家「調教師」とは?
調教師とは、一言でいうと「競走馬の監督兼トレーナー」です。
馬主から預かった大切な馬を、レースで勝てるようにトレーニングし、体調を管理し、
どのレースに出走させるかを決める、非常に重要な役割を担っています。
ドラマで栗須が必死に広中調教師を探していたように、どの調教師に預けるかで、馬の運命は大きく変わります。
役割 | 具体的な仕事内容 |
トレーニング | 馬の個性や体調に合わせた調教メニューを作成・実行 |
健康管理 | 獣医師と連携し、馬の健康状態を常にチェック |
レース選択 | 馬の適性(距離、コースなど)を見極め、最適なレースを選ぶ |
騎手の選定 | レースで騎乗する騎手を誰にするか決める |
馬主への報告 | 馬の状況や今後のプランを馬主に報告・相談 |
まさに、馬のすべてを管理するプロフェッショナルなのです。
競走馬の「家」であり「学校」である「厩舎」
厩舎(きゅうしゃ)とは、調教師が管理する競走馬たちが生活し、
トレーニングを行う場所です。
ドラマでは、美浦トレーニングセンターという場所が出てきましたが、これはJRA(中央競馬)の施設で、たくさんの厩舎が集まっています。
地方競馬にも、各競馬場に厩舎エリアがあります。
厩舎は、単なる馬小屋ではありません。
•馬房:馬たちが休む個室
•調教コース:トレーニングを行う場所
•診療所:ケガや病気の治療を行う場所
•装蹄所:馬の蹄(ひづめ)を管理する場所
などが揃った、競走馬のための総合施設なのです。
馬主と調教師の「信頼関係」が最も重要
『ザ・ロイヤルファミリー』第2話でも描かれていたように、馬主と調教師の関係は非常に重要です。
•馬主:馬の所有者。資金を出し、夢を見る人。
•調教師:馬を預かり、夢を現実にしようと奮闘する人。
この両者の信頼関係がなければ、良い結果は生まれません。
私たちキングビーホースクラブでも、
調教師の先生方とは常に密にコミュニケーションを取り、
愛馬の情報を共有しています。調教師の先生方がいなければ、
私たちのクラブは成り立ちません。
まとめ:ドラマをきっかけに、競馬の裏側を知ろう!
『ザ・ロイヤルファミリー』は、普段なかなか見ることのできない競馬の裏側をリアルに描いていて、本当に面白いですよね。
•調教師:馬の才能を引き出すプロフェッショナル
•厩舎:競走馬の家であり学校
•信頼関係:馬主と調教師の絆が勝利への鍵
これらのポイントを知ってからもう一度ドラマを見ると、さらに楽しめるはずです!
キングビーホースクラブでは、こうした競馬の裏側や、共有馬主の楽しさをブログで発信しています。
「馬主って面白そうかも」
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