【初心者ガイド】馬主の本当の楽しみ方!レース観戦からドレスコードまで徹底解説
- POPEYE

- 11月5日
- 読了時間: 3分
競馬ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』を見て、「馬主って格好いいな」と憧れを抱いた方も多いのではないでしょうか。
レースに勝ち、賞金を手にすること。もちろん、それは馬主にとって大きな喜びです。しかし、馬主の本当の楽しみは、それだけではありません。
こんにちは!地方競馬の共有馬主クラブ「キングビーホースクラブ」の代表です。
この記事では、レースの向こう側にある、馬主だけが味わえる「本当の楽しみ」を、現役クラブ代表の視点からご紹介します。
馬主の特権!レース当日の楽しみ方
1. パドック:愛馬の気配を間近で感じる
レース前の興奮が最高潮に達するのが、馬主専用のパドック観覧席です。一般のファンとは違う特別な場所から、これから戦いに向かう愛馬の状態をじっくりと観察できます。
• 「今日は落ち着いているな」
• 「少し気合が入りすぎているかな?」
調教師と最終的な打ち合わせをしたり、騎手から意気込みを聞いたり。この緊張感と期待感は、馬主ならではの特権です。
2. 馬主席:特別な空間でレースを観戦
ゆったりとした座席、専用のサービス。馬主席は、まさに特別な空間です。他の馬主仲間と談笑しながら、愛馬の走りを待ちます。
そして、ファンファーレが鳴り響き、ゲートが開く瞬間。自分の馬が走り出す姿を、特別な場所から見守る。この感動は、言葉では言い表せません。
3. 口取り:勝利の味を噛みしめる最高の瞬間
見事、愛馬が1着でゴール!
馬主にとって、これ以上の喜びはありません。勝利した馬主だけが参加を許される「口取り(くちとり)」では、コースに下りて、騎手や調教師と一緒に愛馬と記念撮影を行います。
愛馬の首筋を撫で、勝利の喜びを分かち合う。この瞬間のために、馬主は頑張れるのです。
馬主の嗜み?競馬場のドレスコード
「馬主席って、どんな服で行けばいいの?」
これは、非常によく聞かれる質問です。特に南関東4競馬場(船橋、川崎、大井、浦和)は、それぞれ少しずつルールが違います。

ポイント:船橋競馬場は、新スタンドの完成で、よりステイタス性の高い空間になりました。迷ったら「少し綺麗め」を意識すると、どの競馬場でも安心です。
レースだけじゃない!馬主の日常的な楽しみ
廐舎(きゅうしゃ)訪問:愛馬の成長を見守る
レースがない日でも、馬主の楽しみは続きます。事前に連絡すれば、愛馬が生活する厩舎を訪問し、調教の様子を見学したり、馬にニンジンをあげたりすることができます。
• 日々のトレーニングでたくましくなっていく姿
• 厩務員さんから聞く、普段の様子
レースの時とは違う、リラックスした愛馬の表情を見られるのは、馬主だけの特権です。この積み重ねが、レース当日の感動を何倍にも大きくしてくれます。
馬主仲間との交流
競馬場やイベントで、他の馬主と交流するのも大きな楽しみの一つです。馬という共通の趣味を通じて、普段の生活では出会えないような人々と繋がり、情報交換をしたり、競馬談義に花を咲かせたり。こうしたコミュニティも、馬主ライフを豊かにしてくれます。
まとめ:馬主は「馬の人生」に参加するパートナー
馬主の楽しみは、賞金や勝利だけではありません。
• 愛馬の成長を間近で見守る喜び
• 関係者と一丸となって勝利を目指す一体感
• 勝利の瞬間の、何物にも代えがたい感動
これら全てが、馬主の醍醐味です。
キングビーホースクラブでは、こうした馬主の楽しみを、より多くの人に体験していただくために、共有馬主という形で、夢への扉を開いています。
あなたも、ただの競馬ファンから「馬の人生に参加するパートナー」になってみませんか?