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【馬名決定】ウインプルミエの23が「シジミノヒナコ」に決定!新種牡馬ベンバトルの初年度産駒

  • 執筆者の写真: POPEYE
    POPEYE
  • 11月7日
  • 読了時間: 7分

更新日:11月15日

馬名決定のお知らせ


キングビーホースクラブの新メンバー、

ウインプルミエの23(牝・2歳)の馬名が「シジミノヒナコ」に正式決定しました!

出資者の皆様のご意見を踏まえて、より親しみやすく覚えやすい馬名に変更いたしました。

しじみちゃん、ひなこ、などなど愛称はそのうち定着すると思います。


シジミノヒナコは、2023年4月25日生まれの鹿毛牝馬で、

父は新種牡馬として注目を集めるベンバトル、

母は中央競馬デビューでその後地方で活躍したウインプルミエです。

現在は大井競馬場・吉井厩舎に入厩しており順調に調教を進めています。


「シジミノヒナコ」の由来


馬名「シジミノヒナコ」には、

キングビーホースクラブならではの温かいストーリーが込められています。


名前の由来は、島根県出身の当クラブ名物広報の名前から取られました。


またクラブ代表のポパイには島根県民のフォロワー様がものすごく多く、

島根県の象徴である宍道湖のしじみ島根県出身の美人広報の名前を掛け合わせて、この馬名が誕生しました。


宍道湖は、日本有数のしじみの産地として知られ、

その美しい夕日と豊かな自然で多くの人々に愛されています。


宍道湖のしじみは、古くから島根県民の食卓を支え、

栄養価が高く、健康を支える食材として親しまれてきました。


特に、しじみに含まれるオルニチンは肝臓の機能をサポートする成分として注目されており、疲労回復や健康維持に役立つとされています。


そんな島根の名産とともにフォロワーパワーをお借りした

「神がかりな島根の力で勝ち星を積み上げたい」

——そんな思いを詰め込んだ期待の星が、シジミノヒナコです。


島根出身の広報(通称こっちのひなこ)のような、

しじみのように小さくても力強く、地道に成長し、

多くの人々に愛される存在になってほしいという願いが、この馬名には込められています。


また、「ヒナコ」という名前は、まだ幼い雛(ひな)のような愛らしさと、

これから大きく羽ばたく可能性を象徴しています。


シジミノヒナコは、その名の通り、島根の神がかりなパワーを背に受けて、

地道な努力を重ねながら、多くのファンに愛される競走馬へと成長していくことでしょう。


血統背景:新種牡馬ベンバトルと名牝ウインプルミエ


父:ベンバトル(Benbatl)

シジミノヒナコの父ベンバトルは、2014年生まれの鹿毛牡馬で、

現役時代は世界各国のG1レースで活躍した国際的な名馬です。


ベンバトルは、名種牡馬ドバウィの直仔であり、

母Nahrainは仏G1オペラ賞と米G1フラワーボールステークスを制した名牝です。

さらに、半妹Elmalkaは英G1英1000ギニーを勝利しており、

世界的な超良血馬として知られています。


2022年より日本で供用が開始され、2023年産(現2歳世代)が初年度産駒となります。2025年の種付料は250万円と高額に設定されており、その血統と実績の高さが評価されています。


産駒の活躍状況(2025年10月2日現在)

ベンバトルの初年度産駒は、早くも中央競馬と地方競馬で活躍を見せています。


•グランドフロイデ:8月8日の2歳戦(川崎ダ1400m)で1着。中央・地方を合わせて産駒初勝利を挙げました。


•ベレーバスク:8月16日の2歳新馬(新潟芝1400m)に勝利し、9月28日のサフラン賞でも2着に入りました。


•コロナドブリッジ:9月15日の未勝利戦(阪神芝2000m)で1着を記録しました。


•アマビリティ:9月25日のJRA認定競走・新生特別(浦和ダ1500m)で3着に入りました。


初年度産駒がすでに複数の勝利を挙げており、

ベンバトルは今後の種牡馬ランキングで上位に食い込む可能性が高いと期待されています。


母:ウインプルミエ(Win Premier)


シジミノヒナコの母ウインプルミエは、2014年生まれの鹿毛牝馬で、

父はステイゴールドです。

現役時代は中央競馬と地方競馬で25戦2勝を挙げました。

引退後は繁殖牝馬として活躍しており、これまでに複数の産駒を輩出しています。


産駒の活躍状況

•ウインプリームス(2020年生・牝・父ロージズインメイ):現役で、南関東2勝、東海3勝を挙げています。


•ココロエ(2022年生・牝・父スワーヴリチャード):現役で、東海1勝を挙げています。


•シジミノヒナコ(2023年生・牝・父ベンバトル):本馬。


ウインプルミエの産駒は、地方競馬を中心に活躍しており、堅実な成績を残しています。


母系の名馬たち

ウインプルミエの全兄弟には、シルクメビウスとウインガニオンという2頭の重賞馬がいます。


•シルクメビウス(2006年生・牡・父ステイゴールド):JRAダート6勝を挙げ、G2東海ステークス、G3ユニコーンステークス、OPトパーズステークスを制しました。

また、Jpn1ジャパンカップダートでは2着に入り、地方交流重賞のJpn2ブリーダーズゴールドカップでも優勝しています。


•ウインガニオン(2012年生・牡・父ステイゴールド):JRA8勝を挙げ、G3中京記念、OP谷川岳ステークス、OPパラダイスステークスを制しました。

また、G3関屋記念では2着に入りました。


この2頭の全兄弟は、いずれも父がステイゴールドであり、

母ウインプルミエもステイゴールドを母父に持つため、


シジミノヒナコはステイゴールドの血を色濃く受け継いでいると言えます。

ステイゴールドは、晩成型で長距離適性が高く、粘り強い走りを見せる産駒を多く輩出しており、本馬もその特性を受け継ぐ可能性があります。


さらに、祖母チャンネルワンの産駒には、ケーエフネプチュン(牝・父サンキリコ)という名牝がおり、南関東で13勝を挙げ、川崎・関東オークス、大井・東京プリンセス賞、川崎・エンプレス杯などの重賞を制しています。


このように、シジミノヒナコは、母系に重賞馬を多数輩出する名牝系の血を引いており、将来的に重賞戦線で活躍する可能性を秘めています。


調教状況と近況


シジミノヒナコは、2025年の千葉サラブレッドセールで506万円で落札され、

阿見トレーニングセンターのシャイニーコートホースに移動して調教を進めていました。

当初は中央競馬(美浦)への入厩を予定していました。


調教内容

シジミノヒナコは、半マイルからハロン15秒で入り、終いを伸ばす追い切りを7~8本こなしており、すぐにでも入厩できる状態にあります。

千葉サラブレッドセール上場時の公開調教タイムは13.7-11.6と優秀な数値を記録しており、スピード能力の高さがうかがえます。


ゲート練習

ゲート練習は通過と、駐立させてから軽いキャンターで出るところまでを行っており、

問題はありません。走りに前向きな性格をしており、調教師からも高い評価を受けています。


健康状態

大井競馬吉井厩舎への入厩以降、脚元の不安は何もなく、

特に欠点のようなものは今のところありません。

馬体重は445kgと、2歳牝馬としては少し小柄なな体格ですがよく食べよく走るまじめな性格です。


 デビューまでのスケジュール

シジミノヒナコは、現在大井競馬場・吉井厩舎に入厩しており、
デビューに向けて順調に調教を進めています。

11月14日(金):能力試験予定

11月14日に能力試験を受ける予定です。能力試験では、馬のスピード、スタミナ、気性などを確認し、デビュー戦に向けた最終調整を行います。これまでの調教で優秀なタイムを記録しているため、能力試験でも良い結果が期待されます。

12月頭:大井競馬でデビュー予定

能力試験を終えた後、シジミノヒナコは12月頭に大井競馬でデビューする予定です!
大井競馬は南関東4競馬場の一つで、東京都品川区に位置し、アクセスも良好です。
デビュー戦の詳細(開催日、レース名、距離など)が決まり次第、
あらためてお知らせいたします。

出資者の皆様、ぜひデビュー戦にお越しいただき、シジミノヒナコを応援してください!

出資者の皆様へ


シジミノヒナコは、キングビーホースクラブの新たな希望として、

多くの出資者の皆様に支えられています。


馬名決定にあたり、皆様からいただいたご意見やご要望を真摯に受け止め、

より親しみやすく覚えやすい名前に変更いたしました。


シジミノヒナコは、その名の通り、小さくても力強く、地道に成長し、

多くの人々に愛される競走馬へと成長していくことでしょう。


デビュー戦に向けて、調教師とスタッフ一同、全力でサポートしてまいります。

出資者の皆様には、引き続き温かいご声援をお願い申し上げます。

シジミノヒナコの活躍を、ぜひ一緒に見守っていきましょう!



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シジミノヒナコ
脚の感じがシジミ

シジミノヒナコ
馬房の定位置なシジミノヒナコ
シジミノヒナコ
少し小柄なシジミノヒナコ

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