【ザ・ロイヤルファミリー】第5話「日本ダービー」徹底解説!あの名勝負が蘇る
- POPEYE

- 11月10日
- 読了時間: 3分
2025年11月9日に放送されたTBS日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」の
第5話「日本ダービー」。競馬ファンなら誰もが胸を熱くする、
3歳馬の頂点を決める夢の舞台が、ドラマの中で見事に描かれました。
この記事では、第5話のハイライトである日本ダービーのレース展開と、
そのモデルとなったであろう競馬史に残る名勝負について、徹底解説します。
第5話「日本ダービー」のレース展開
山王グループの所有馬ロイヤルホープは、皐月賞での敗戦を乗り越え、
ついに日本ダービーの舞台へと駒を進めました。
騎乗するのは、若き天才騎手・隆二郎(高杉真宙)。
レースは、ロイヤルホープと、
皐月賞馬であるライバル・ヴァルシャーレの一騎打ちの様相を呈します。
最終直線、2頭は馬体をぶつけ合うほどの激しいデッドヒートを繰り広げ、
写真判定にもつれ込む大接戦の末、わずかハナ差でヴァルシャーレに軍配が上がりました。
ロイヤルホープは惜しくも2着。
ダービー制覇の夢は、あと一歩のところで潰えてしまいました。
モデルは2021年日本ダービー
「シャフリヤール vs エフフォーリア」か
今回のドラマで描かれた日本ダービーのレースシーンは、
多くの競馬ファンが2021年の日本ダービーを思い起こしたのではないでしょうか。
2021年 日本ダービー | ザ・ロイヤルファミリー 第5話 | |
勝ち馬 | シャフリヤール | ヴァルシャーレ |
2着馬 | エフフォーリア | ロイヤルホープ |
着差 | ハナ差 | ハナ差 |
展開 | 最終直線での激しい叩き合い | 最終直線での激しい叩き合い |
共通点 | 皐月賞馬(エフフォーリア)が2着に敗れる | 皐月賞馬(ヴァルシャーレ)が勝利 |
2021年の日本ダービーでは、
皐月賞を無敗で制したエフフォーリアが単勝1.7倍の圧倒的1番人気に支持されていました。
しかし、レースでは福永祐一騎手が騎乗するシャフリヤールが、
ゴール前でエフフォーリアをハナ差捉え、ダービーレコードで優勝。
競馬史に残る名勝負として語り継がれています。
ドラマでは、皐月賞馬が勝利するという逆の結末でしたが、
最終直線での2頭の叩き合い、ハナ差の決着という描写は、
まさにあの日の興奮を彷彿とさせるものでした。
ダービージョッキーのサプライズ出演
さらに、今回の放送では、ヴァルシャーレに騎乗する騎手として、
なんと現役のダービージョッキーである北村友一騎手がサプライズ出演し、
競馬ファンを驚かせました。北村友一騎手は、2019年にロジャーバローズで日本ダービーを制しています。
リアリティを追求するドラマ制作陣の、競馬に対する深い愛情とリスペクトが感じられる演出でした。
まとめ:競馬のロマンと非情さを描いた第5話
日本ダービーという最高の舞台で、あと一歩及ばず涙をのんだロイヤルホープ。
その姿は、多くの競馬ファンがこれまで見てきた、
数々の名馬たちの姿と重なったのではないでしょうか。
勝者と敗者、栄光と挫折。競馬の持つロマンと非情さが見事に描かれた第5話は、
競馬ファンにとって忘れられない回となったはずです。
ロイヤルホープは、この悔しさをバネに、
秋のGI戦線でどのような走りを見せてくれるのか。
そして、山王耕造(佐藤浩市)の隠し子・耕一(目黒蓮)の存在が、
物語にどう関わってくるのか。今後の展開から目が離せません。