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【極秘分析】遺伝子情報から読み解く本馬の戦略 〜大井の砂に隠された一寸の光〜

  • 執筆者の写真: POPEYE
    POPEYE
  • 2025年12月28日
  • 読了時間: 5分

キングビーホースクラブは、単に馬を走らせるだけの集団ではない。

我々は「科学」で勝つ。


今回、所属馬であるシジミノヒナコとヒシタイカンの遺伝子検査結果を入手した。

そのデータは、大井競馬場という舞台において、彼らが置かれている状況が**「極めて限定的(不利)」であることを示している。


しかし同時に、条件さえハマれば他馬を圧倒できる「一寸の光(勝機)」**も明確に浮かび上がらせた。

本レポートでは、遺伝子情報と馬体分析に基づき、彼らが勝利を掴むための「絶対条件」を紐解く。


💡 前提知識:ダートにおける「距離の翻訳」

遺伝子検査の適性距離は、基本的に「芝」を基準としている。

しかし、ダートは芝よりもパワーとスタミナを要するため、「ダートの距離 = 芝の距離 + 200m〜400m」の負荷がかかると考えるのが定石である。


この「芝換算」を行うことで、なぜ彼らが今の距離で戦えるのかが見えてくる。

実際のダート距離

芝換算の負荷(イメージ)

遺伝子タイプとの相性

1200m

芝1400m相当

C:C型(短距離)向き。C:T型には忙しすぎる。

1400m

芝1600m〜1800m相当

C:T型(中距離)の守備範囲。スタミナ勝負になり始める。

1600m

芝2000m相当

C:T型のベスト条件。T:T型(長距離)も対応可能。

1800m

芝2200m〜2400m相当

T:T型の独壇場。他馬がバテる消耗戦でこそ輝く。


1. シジミノヒナコ:1400mの壁をどう破るか


🧬 遺伝子プロファイル

• スピード遺伝子: C:T型(中距離適性)

• 適性距離:1400m〜2400m

• 体高遺伝子: A:A型(小柄)

• 特徴:馬体が小さく出る傾向。


📊 現状分析:なぜ負けたのか?

• 12/24(1200m・重): 距離不足。スプリンターのスピードについていけず、脚をなくした。

• 12/02(1400m・良): 参考外(ノーカウント)。

• 理由: レース後に「脱水症状」が判明。体調不良に加え、砂被り(2番手)と深い砂(良馬場)という三重苦だった。

• 評価: むしろ、脱水状態で2番手を追走できたスピード能力を評価すべきである。


🏆 必勝戦略:距離別「逃げ」の使い分け

彼女が勝つための条件は、これまでの敗因を全て逆手に取ることだ。

基本は「逃げ」一択だが、距離によってその「質」を変える必要がある。


距離

戦略テーマ

具体的な戦術指示

1400m

玉砕覚悟の逃げ

スタートから全力で押してハナを奪う。息を入れる暇はない。後続のスプリンターをスタミナ地獄へ引きずり込むハイペース消耗戦を仕掛ける。

1600m

支配的な逃げ

ここでもハナは譲らない(砂被りNG)。ただし、ハナに立った後はペースを落として息を入れる。C:T型のスタミナを活かし、ラストの直線で再加速して突き放す。

共通の絶対条件:

•馬場: 重・不良(小柄な馬体には軽い馬場が必須)

•位置取り: ハナ(先頭)(2番手以下で砂を被ると戦意喪失のリスク大)


結論: 次走は**「雨の日の1400m以上」を選び、「何が何でもハナを奪う」**。

1400mなら逃げ切り、1600mなら逃げ粘り。これ以外に勝ち筋はない。


⚠️ 【重要】良馬場(深い砂)時の危険ルール

もし良馬場で出走せざるを得ない場合、「脚質を変えて差す競馬」は厳禁である。


• リスク: 控えて馬群に入ると、乾いた砂を顔面に受け、「レース=痛い・怖い」というトラウマが植え付けられる。これは将来の勝利すら放棄する行為だ。

• 安全運転マニュアル:


  1.指示: 「ハナを主張するが、取れなければ無理に追わず、馬群の外々(砂を被らない位置)の覚悟を」


  2.目的: 怪我防止とメンタル保護しながらそれでも使うことで成長を促す!


2. ヒシタイカン:1600mの現実と1800mの希少価値

🧬 遺伝子プロファイル

• スピード遺伝子: T:T型(中・長距離適性)

• 適性距離:2000m以上

• 体高遺伝子: A:A型(小柄)

• 特徴:馬体が小さく出る傾向。


📊 現状分析:距離不足との戦い

彼にとって1600mですら「短距離」だ。 瞬発力勝負では分が悪く、良馬場のパワー勝負も小柄な彼には酷である。


🏆 必勝戦略:ロングスパート

彼が勝つには、他馬がバテる展開を作るしかない。

要素

条件

理由・指示

距離

1600m〜1800m

1400mは「教育(練習)」と割り切る。勝負は1600m以上から。

馬場

重・不良

絶対条件。 小柄な彼もまた、良馬場の深い砂は苦手。雨で時計が速くなる馬場が良い。

脚質

まくり

直線まで待つな。「3コーナー(残り800m)から動け」。

ペース

ハイペース

前が止まる展開が理想。道中は死んだふりで脚を溜め、後半の消耗戦で浮上する。

結論: ヒシタイカンは、1600mでは**「泥仕合(消耗戦)」を待ち、たまに来る1800mを「必勝」**で狙う。 直線勝負ではなく、スタミナでねじ伏せる競馬こそが王者の走りだ。


⚠️ 【重要】良馬場(深い砂)時の撤退ルール

彼もまた小柄(A:A型)であり、良馬場のパワー勝負は分が悪い。


• 安全運転マニュアル:

  1. 指示: 「無理に前を追わず、後方待機。直線だけ軽く脚を伸ばして感触を確かめる」

  2. 目的: 消耗を避ける。彼にとって良馬場の1600m以下は「適性外」であり、ここで無理をさせると故障のリスクが高まる。次走の長距離戦・雨馬場のためにエネルギーを温存せよ。


総括:我々は「待つ」ことができる

遺伝子分析が示した結論は明確だ。

「大井競馬場での彼らの適性は、現状極めて限定的である」


しかし、それは「勝てない」ことを意味しない。 我々は、彼らが輝く「特定の条件(雨、ペース、距離)」を知っている。 無闇に馬券を買うのではなく、その時が来るのを虎視眈々と待てばいい。

条件がハマった瞬間、彼らは人気薄の評価を覆し、我々に歓喜をもたらすだろう。 それこそが、データを武器にするキングビーホースクラブの戦い方である。

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